fnOS 体験、Mac Mini M4 インストール設定 CasaOS 踏み台ガイド#
Tags: HomeLab, MacMini
Created At: 2025 年 5 月 15 日 1:14 (GMT+8)
一、クソみたいなオールインワンホームラボがここにある#
五一の期間中に国の補助割引で Mac Mini を購入して以来、macOS と NAS システムの設定に取り組んでいます。この間、かなりの時間を費やし、多くのトラブルに遭遇しました。その間に、刷機医の続編の更新を待っている間に、機医一、二を再度刷り直しました。本当に素晴らしいドラマで、次回刷るときには誰かと一緒に見たいです。
本題に戻りますが、Mac Mini を購入したのは、様々なブロガーに NAS として使えると勧められたからです。fnOS の人気も高く、ちょうど国の補助割引が大きかったので、16+256 の M4 Mac Mini が 2899 元で購入できることになり、衝動的に深夜に注文しました。
ここ数日、Mac Mini を簡単に体験しました。大学時代に Hackintosh のインストールを試みたことはありますが、純正の Mac は初めての体験です。実際、CasaOS のインストール自体は非常に簡単でしたが、その上での様々なアプリの設定に時間がかかりました。これは大変な作業です。
簡単に成果を示します：
次に、今回の HomeLab 構築に使用したハードウェアと費用、具体的にインストールしたアプリやサービスを列挙します：
二、ハードウェア#
- MacMini M4 16g+256G 版 PDD 到着価格：2899 元
- 海贝思 MacMini M4 拡張ドック JD 到着価格：834 元
- 佰维 NV7400 SSD JD 到着価格：299 元
三、ソフトウェア#
- alexblueのMacMini M4
- orbstack —— 軽量なdocker管理ツールおよびLinux仮想マシン
- Debian —— orbstack仮想マシン、CasaOSのインストールが便利
- CasaOS —— 軽NASシステム（システムであり、システムではない）
- HomeAssistant —— オープンソースのスマートホーム管理
- Homarr —— オールインワン管理パネル
- Alist —— ローカルハードディスクや様々なクラウドストレージをマウント、NASの良い仲間
- Nextcloud —— ローカルにデプロイされたクラウドストレージ、性能が悪いと言われるが、今のところより適したものは見つかっていない。seafileはまだ試行中で、デプロイ後に比較して決定する予定
- Syncthing —— LANファイル同期ツール
- Aria2+AriaNG —— 多機能ダウンロードツール
- AutoBangumi —— 自動追番ツール
- Cloudflared —— 内部ネットワーク透過ツール、異なるソリューションを選択中、最終的なソリューション前の暫定的なソリューション
- dash. —— ハードウェア情報の表示監視
- Grafana —— オープンソースのデータ可視化ツール、Stravaの運動データを可視化するのに使用可能
- Hasspanel —— HomeAssistantのサードパーティパネル、HAと組み合わせると効果的
- Jellyfin —— NAS家庭メディアサーバー
- Plex —— 同上、ただしPlex
- UptimeKuma —— ウェブサイト、サービスの状態監視
- PostgreSQL —— データベース
- pgAdmin4 —— データベース管理パネル
- qBittorrent —— 強力なBittorrentダウンロードツール
- 1Panel —— サーバー管理パネル、アプリとサービスの管理が便利
- dpanel —— docker管理パネル、dockerの管理が便利
現在インストールしたアプリやサービスはこれだけで、大部分のアプリは設定が完了しましたが、まだいくつかのアプリには何らかの問題があります。そして、インストール中に遭遇したいくつかの問題とその解決策について：
四、インストール中に遭遇した問題 / エラーおよび解決方法#
1. qbittorrent が docker でバックアップ webui を有効にするとエラー「受け入れられないファイルタイプ、通常のファイルのみ許可されます。」“unacceptable file type, only regular file is……”#
docker 設定 qbittorrent の webui の絶対パスと相対パスが一致しないため、カスタム webui を config ディレクトリ に入れた後、qb ソフト内で定義されたパス/config/yourwebuiが誤ったパスであるため、エラーが発生しました。
2. qBittorrent webui false true#
qBittorrent webUI の設定中に、変更後にバックエンドに入れない場合は、一般的に UI ファイルのパスが間違っている可能性があります。直接「qBittorrent webui false true」を検索し、手順に従って解決できます：
ワンクリックで復元する必要がある場合は、qbittorrent.confを変更する必要があります。
設定ファイルのパスの参考：
/xxx/xxx/config/qBittorrent/qBittorrent.conf
WebUI\\AlternativeUIEnabled=trueをWebUI\\AlternativeUIEnabled=falseに変更し、保存後に再起動します。
3. Jellyfin の設定#
Jellyfin の設定中に大きな落とし穴があり、docker ネットワークの選択に関する部分です。初めてインストールしたときに手を出したのか、または CasaOS アプリストア自体が提供する docker イメージに問題がある可能性があります。Jellyfin サーバーをインストールする場合、ネットワークは host を選択するべきですが、bridge を選択すると、Jellyfin はいくつかのポートをマッピングします。この時、インストール後、CasaOS はデフォルトで Web UI のポートを 8097 に設定します。この時、Jellyfin アイコンをクリックしてアクセスすると、開くのはクライアントであり、サーバーではありません。サーバーの追加選択しかできず、登録やログインもできず、自分のリソースを管理することもできません。
解決方法は、docker のネットワークオプションを host に変更し、Web UI のポートを 8096 に設定してからアクセスすることです。これでサーバーのインターフェースに入ることができ、ガイドに従って登録し、ログインして作成できます。
4. その他の問題#
AutoBangumi は設定後に正常に動作するはずでしたが、仮想マシンを再起動するたびに問題が発生し、サービスがダウンしました。
docker ポートの問題が原因と思われ、何度も試しましたが、AutoBangumi と Aria2+AriaNG を同時にインストールすると、再起動後にサービスが必ずダウンします。時には前者、時には後者、時には両方がダウンし、理解できません。
最後に、最大のバグについて話しますが、再起動後にアプリが消える問題です。設定が完了した後、何度か試しにマシンを再起動しましたが、再起動後に CasaOS でインストールしたアプリが消える確率がありました。特に消えやすいアプリは pgAdmin4、AutoBangumi、Aria2+AiraNG です。
五、fnOS、CasaOS の試行体験#
B 站で MacMini M4 に fnOS をインストールする動画を見たことがきっかけで、以前に MacMini の性能が非常に強いという話を聞いたことがあり（後に性能が本当に強いことが証明されました）、さらに 1 年か 2 年前に購入した R2S で様々なサービスを試していたため、R2S の性能とハードウェアが非常に弱いため、HomeServer 用のハードウェアを交換したいという考えがずっとありました。
ちょうどこの時期、MacMini M4 の価格が数百元下がったのを見ました。最初は 3000 元を超える価格で MacMini を手に入れ、次第に 3000 元を下回り、最終的には 2899 元にまで下がりました。私は本当に我慢できず、衝動的に注文しました。
1. 期待外れの fnOS#
手に入れた後、最初の問題に直面しました。fnOS をインストールする時に、自分が Arm アーキテクチャのデバイスを購入したことに気づきました。インストール中に fnOS には arm バージョンがないことを知りました。インストールするには UTM を使って x86 をシミュレートする必要がありますが、シミュレーション性能は非常に悪いです。
性能が悪いだけなら我慢できるのですが、MacMini は性能が豊富なので、NAS をインストールするには十分です。シミュレーション性能の損失がどれほど悪くなるか、自分を慰めています。
fnOS をインストールした後、2 つ目の問題に直面しました。UTM は私の SSD を認識できませんでした。私が購入を促した動画のコメントセクションで、UTM は TypeC ポートに接続されたハードディスクをシミュレートしないことを知りました。私の SSD は MacMini の Thunderbolt ポートから接続されています（実際、拡張ドックのインターフェースについてはあまり理解していませんが、SSD の M.2 インターフェースが何に該当するのか、シミュレートできず、マウントできませんでした）。USB-A ポートに USB メモリを挿すと正常にマウントできたので、仕方なく諦めました。
fnOS の他の部分はまあまあ良くできています。管理インターフェースの UI は非常にシンプルで、機能も悪くありません。各端末のアプリも比較的充実しており、映画アプリはスクレイピング効果が良いと言われていますが、ハードディスクをマウントできないため、表面的な体験しかできず、深く研究することはありませんでした。
性能面では、体験中にこれは新しいシステムであり、最適化が不十分であることがわかります。NAS 管理パネルのホームページを開くたびに CPU 使用率が急上昇します。また、シミュレーション性能が悪いため、私がインストールした immich がバックグラウンドで処理を行うと、CPU 使用率が最大になり、メモリも満杯になり、アクティビティモニターが赤くなります。UTM が x86 をシミュレートする性能は確かに悪いです。
仕方なく、他のシステムに目を向けるしかありません。
2. CasaOS#
これが記事のタイトルの由来であり、CasaOS をインストールして体験しました。厳密に言えば、実際に CasaOS を 2 回インストールしました。最初のインストール後、macOS のアクティビティモニターのディスク読み書きのカテゴリに異常に頻繁にディスクを読み書きするプロセスがあることに気づき、無視できない TB / 日のレベルに達しました。そこで、様々な資料を調べ、最終的に GitHub リポジトリに「再インストールで解決できる」という issue があることを見つけました。
その通りに実行した結果、無駄でした。何の効果もありませんでした。
CasaOS を数日間簡単に体験した結果、利点と欠点が非常に明確であると感じました。利点は、このグラフィカルインターフェースで、docker を試したことがないが、いわゆる軽 NAS を体験したいユーザーにとって、この UI はある程度友好的であり、クリックして docker を設定するのはまあまあ優雅な選択です。
しかし、この数日間の簡単な体験を通じて、私はこの「簡単さ」と「心配の少なさ」は多くの場合、引用符を付けるべきだと感じました。私が上で述べた問題のように、CasaOS でインストールしたアプリのいくつかが再起動後に直接消えることがあり、消えてしまうのです。存在しなくなり、ローカルにプルしたイメージも消え、docker の実行ログやシステムの実行ログなども消えてしまいます。問題の根源を探し出し、解決しようとしても手がかりがありません。
このような不可解なエラーは、ソフトウェアを使用中に突然クラッシュするよりも、非常に不快で不快です。なぜなら、追跡できるログがないからです。アプリが不可解に消えてしまったのです。この製品の位置付けである軽 NAS「システム」に対して、こうした問題のバグは受け入れられません。もしシステム自体の動作であれば、少なくともユーザーに何が問題かを知らせるべきです。もしそうでないなら、このシステムが何年も経っているのに、初めて使用する際にこの問題に遭遇した場合、私は本当に何を言ったらいいのかわかりません。
最後に一つの不満を述べます。手動でインストールしたり、1panel や dpanel などの他の管理パネルを通じてインストールした docker は、CasaOS パネルのホームページでの表示が以下のようになります：
CasaOS がこれをどういう意味で表示しているのかは不明です。要するに、CasaOS 自体は Debian の上に依存しているソフトウェア層に過ぎず、「OS」と呼ぶには程遠いです。現在、手動でインストールしたアプリがあなたのパネルに「古いアプリケーション」と表示され、パネルから直接開くこともできません。これは少し主張が強すぎると感じます。
私が言うには、表示しない方が良いです。私が手動でインストールしたアプリは、docker の様々なマッピングやパスが CasaOS とは大きく異なり、完全に正しく表示されることはありません。表示しない方が理解できます。現在、あなたのパネルに表示され、これが古いアプリケーションであると告げられ、私のサービスを開くためにアイコンをクリックすると、あなたのストアのバージョンが再インストールされるのです。まるで、あなたのストアの内容が「正統」であり、ユーザーが手動でインストールしたものが「旧版」であると告げられているようで、非常に奇妙で理解できません。
次に、システムを変更するか、修正して使い続けるかは不明ですが、今の当面の急務は、CasaOS パネルでインストールしたアプリとサービスを手動でインストールしたものに移行することです。結局、誰も再起動後に自分のアプリやサービスが消えることを望んでいません。
それでは、ここまでにします。さようなら！